米Googleは16日(現地時間)、MicrosoftによるWindows XPのサポートが終了した後、少なくとも1年はWindows XP向けにWebブラウザ「Chrome」のアップデートおよびセキュリティパッチの自動更新を継続すると発表した。

2014年4月9日にWindows XP Service Pack 3 (SP3)、Windows XP 64 ビット版 SP2の製品サポートが終了し、その後Windows XPユーザーはセキュリティ更新プログラムの提供を受けられなくなる。Webブラウザはマルウエア感染の経路として狙われるため、GoogleはWindows XPユーザーの安全な移行を手助けためにMicrosoftの製品サポート終了後もしばらくWindows XPのサポートを継続する。現時点でサポート期間は「少なくとも2015年4月まで」となっており、Chromeユーザの移行ペース次第では、さらに延長される可能性があるようだ。