テクニカ、カラフルなインナーイヤーヘッドホンやアートモニター限定モデル

オーディオテクニカは10月10日、インナーイヤーヘッドホン「ATH-CKL203」「ATH-CKL203i」「ATH-CKL203iS」と、ポータブルタイプのオーバヘッド型ヘッドホン「ATH-RE700」、インドア向けのオーバーヘッド型ヘッドホン「ATH-A900XLTD」を発表した。発売は11月15日。価格はオープンで、推定市場価格は、ATH-CKL203が1,500円前後、ATH-CKL203iSが2,000円前後、ATH-CKL203iが2,500円前後、ATH-RE700が15,000円前後、ATH-A900XLTDが30,000円前後となっている。

手ごろな価格でカラフルなインナーイヤーヘッドホン

ATH-CKL203は、小型軽量なボディとカラフルなデザインが特徴のインナーイヤーヘッドホンだ。スタンダードモデルのATH-CKL203のほかに、iPod/iPhone/iPad専用のATH-CKL203i、Android OSを採用するスマートフォンなどで使用するためのリモコン・マイク・ボリュームコントロールを備えたATH-CKL203iSが用意されている。カラーバリエーションは、ATH-CKL203が12色、ATH-CKL203iとATH-CKL203iSは6色だ。

ドライバーはφ8.5mmで、再生周波数帯域は20Hz～23kHz。インピーダンスは16オームで、出力音圧レベルは100dB/mWだ。最大入力は200mWとなっている。

コードはY字型で、長さは1.2m。コードを除いた本体の質量は約3.5gだ。本体のカラーに合わせたコード巻き取りホルダーも付属する。イヤピースはXS/S/M/Lの4サイズ。

アルミ素材が高級感を演出するポータブルヘッドホン

ATH-RE700は、ボイスコイルにCCAW(銅被覆アルミ線)を使用したφ40mmドライバーを搭載するポータブルヘッドホン。軽量で伝導性の高いCCAWボイスコイルにより、抜けの良い中高域と引き締まった低域を実現する。

再生周波数帯域は10～24kHz。インピーダンスは32Ωで、出力音圧レベルは103dB/mWだ。最大入力は500mW。

ハウジングやスライダー部分にはアルミ素材のパーツを採用。不要振動を抑えるだけでなく、デザイン上の演出ともなっている。2Dジョイント機構が採用されており、頭の大きさや耳の角度に合わせてポジションの調整が可能だ。

コードは片出しの着脱式。ストレートコードと、Android OSを採用するスマートフォンなどで使用するためのコントローラーを備えたコードが付属する。コードの長さは1.2mだ。コードを除いた本体の質量は約175g。

アートモニターシリーズの限定色モデル

ATH-A900XLTDは、2011年10月に発売された「ATH-A900X」の限定モデル。通常モデルではブラックとなっているハウジング部分に限定色の緋色(ひいろ)が使用されている。カラーリング以外は通常モデルと同スペック。

搭載しているドライバーはφ53mmで、ボイスコイルはOFC-6Nボビン巻きだ。再生周波数大域は5Hz～40kHzで、インピーダンスは42Ω。出力音圧レベルは101dB/mWで 最大入力は2,000mWとなっている。コードの長さは3mで、コードを除いた質量は340g。