浅草六区が興行街として栄えていた頃の画像 提供:EDO.net

六区ブロードウェイ商店街振興組合は、興行街・浅草六区の「歴史資産」と「未来」をテーマとした浅草六区誕生130周年記念事業 「浅草六区再生プロジェクト~For the future of the “Rock”~」を、2016年10月1日まで実施する。

“興行街”浅草六区の再生へ

2014年12月オープン予定「マルハン松竹六区タワー」外観

浅草六区は1883年9月26日に浅草公園として造成完了し、翌年の1884年1月に浅草公園が六区画に区分けされ誕生。浅草寺の西側に位置し、かつては東京一の興行街として、また現在は浅草の新たな西の玄関口として、浅草観光の拠点を担う地区となっている。

同事業は9月26日にスタート。浅草の魅力とにぎわいに貢献する“興行街”浅草六区の再生を行うことを目的とした、4つの新事業(活性化計画事業・環境整備<インフラ整備>事業・イベント事業・サービス向上事業)からなる。

事業が行われる2016年10月1日までの約3年間は、浅草六区造成~区画化~劇場街として誕生してから130周年となる3年間にあたる。そのため、同事業を3カ年事業としているという。

今後は「浅草六区地区 地区計画」に沿う形で、スポーツ練習場などを備える「新ROX3(仮称)」(2014年12月オープン予定)、劇場2館(500席、300席)を備える「マルハン松竹六区タワー」(2014年12月オープン予定)、「ドン・キホーテ浅草店(仮称)」(2013年12月オープン予定)がオープン予定。