イベントに参加した子供たちと笑顔の北島康介選手(左から4人目)と澤穂希選手(同5人目)

女子サッカー日本代表の澤穂希選手と競泳の北島康介選手が9月8日、都内で行われたイベントに出席し、2020年夏季五輪の東京開催を子供たちとともに喜んだ。

「もっと早く来てほしかった」は偽らざる本音?

二人はこの日、日本コカ・コーラが展開している「『アクエリアス 未来への夢はじめよう。』プロジェクト」に参加している子供たちとトークイベントなどを行った。

日本での開催が決まったことに関し、北島選手は「昨日は寝ないで見ていました」と興奮した様子。一方で「地元東京で行われるのは夢のような話ですし、うれしい反面もっと早く来てほしかったなっていうのは正直あるんですけど」と話すと、澤選手も「康介くんと同じでもうちょっと早く来てほしかったなと思いました」と、共に苦笑する場面も見られた。

2020年の時点で二人は…

2020年までにどんなことをしたいと思っているかという質問に、北島選手は「選手でい続けられるうちは、やはり子供たちや今の大人たちに夢を与えられる、もっとスポーツを皆さんに身近に感じていただける、そういう役割を果たしたいと思います」と、“スポーツの伝道師”としての役目を続けていくことを表明した。

澤選手も、「私も現役でいる間は全力でプレイして、子供たちに夢を与え続けられたらいいなと思っています」とコメント。さらに、「夢を諦めず努力し続ければ、絶対に夢はかなうと思います。なので、ぜひ2020年みんなで一緒に力を合わせて夢を見ていきたいと思います」と結んだ。