祝! オリンピック・パラリンピック東京開催決定!

アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された第125次IOC総会において、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が正式に東京に決定した。ところで、「TOKYO」での祭典開催に向けて、各界の著名人や一般人がユニークな“公約”を掲げていたのをご存知だろうか。クスッと笑えるものからシュールなものまで一挙に紹介する。

著名人と一般人がそれぞれの東京開催決定に伴う「公約」を発表

日本時間の9月8日早朝、IOC総会でアナウンスされた「TOKYO」の一言に、多くの日本国民が喜んだだろう。1964年以来、実に56年ぶりに日本での夏季五輪開催が決定した瞬間だ。

ただ、2020年開催に向けて、東京が立候補した当初、国民のオリンピック・パラリンピックの日本開催へ向けての盛り上がりはイマイチ。2012年5月時点では、IOC調査による支持率も47%と伸び悩んでいた。

そこで、「2020東京招致オフィシャルパートナー」である、ヤフーとグリーが招致の実現を楽しむプロモーションの一環として「楽しい公約プロジェクト」をスタートさせた。

タレントや文化人、さらには一般人が、「2020年の東京五輪開催が決定したら●●をします」という公約をまとめたものだ。一体、どんな楽しい「公約」が掲げられていたのか―。一挙に紹介する。

森永卓郎はメイドのコスプレで応援、相川七瀬はオリジナル応援歌を披露

文化人部門

ホラン千秋「ちょっとの間、ゴリン千秋に改名する」

森永卓郎「メイド服のコスプレをして応援する」

野口健「富士山をものすごい速さで登る」

小島奈津子「東京観光のガイドをする」

田原総一朗「2020年までしぶとく生きる」

林家三平「母にたてつく」

相川七瀬「腹筋を割って、勝手にオリジナル応援歌を作って歌う」

宮坂学(Yahoo! JAPAN社長)「どんな無理をしてでも、フルマラソンで3時間半を切る」

「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会」らによると、東京開催による経済波及効果は約3兆円と言われています

原監督は一般人とグータッチ、澤穂希は銀座のホコ天でサッカー試合

スポーツ部門

澤穂希(サッカー)「銀座のホコ天でサッカーの試合をする」

石川佳純(卓球)「スカイツリーの最上階で卓球する」

寺川綾(水泳)「2020名の子供たちとオリンピックプールで一緒に泳ぐ」

入江陵介(水泳)「47都道府県で水泳教室をする」

原辰徳(野球)「あなたとグータッチする」

大津祐樹(サッカー)「リフティングで皇居一周に挑戦する」

吉田沙保里(レスリング)「8年後、止められても(五輪に)出る」

太田雄貴(フェンシング)「フェンシングで知事と対決する」

村田諒太(ボクシング)「あなたを個人的に鍛える」

普段とは違うアスファルトのピッチでも全力でプレーします

野々村真は妻に反抗し、テリー伊藤は胸毛を植毛する

タレント部門

テリー伊藤「欧米人に負けないよう、胸毛を植毛する」

浜田雅功「開会式のどこかのシーンで見切れる」

野々村真「妻に反抗してみる」

いっこく堂「猪瀬知事の会見を、腹話術でサポートする」

ドラえもん「超巨大どら焼きをみんなと作る」

せっかくですからね~たっぷり植毛しちゃいますよ~

2020年の芥川賞受賞、ムーンウォークの100m走、一般部門もアツい!

一般部門

「オリンピック開催中は絶対に寝ない」
「息子をオリンピック選手に育て上げる」
「受験をやめてオリンピックまで練習を毎日し続ける」
「広告コンサルではなく、スタジアム建設のため土建屋に転進する」
「2020年まで禁酒する」
「五輪にちなんで五厘刈りにする」
「目でピーナッツを噛(か)む」
「Yahoo!検索ワードで1位になる」
「ムーンウォークで100m走る」
「お風呂の浴槽でプリンを作る」
「米に米をかけて食べる」
「珍獣ハンターになる」
「見知らぬ人を胴上げする」
「AKB48のオリンピック関与を全力で阻止する」
「2020年芥川賞を受賞する」
「2020回腹筋する」
「自分の名前を東京に改名する」
「水族館をお箸としょうゆを持って、うろつく」
「みんなに愛される」

2020年まであと7年。ちなみにテリー氏は、東京開催決定に「やるしかないですよね」と早くもやる気マンマンで、森永氏も既にメイド服を購入済みとのこと。

他の著名人がこの「公約」を実現させるかどうか、自分の周りに上記のような突飛な行動をしている人がいないかどうか注目しながら、東京での2回目の世紀の祭典を待つのも一興だろう。