『X-MEN』シリーズの人気キャラクター、ウルヴァリンを主人公にしたSFシリーズの最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』のジャパンプレミアが、8月28日に六本木ヒルズアリーナで開催。来日したヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ、ジェームズ・マンゴールド監督が登壇し、1000人のギャラリーが熱い視線を送る中、レッドカーペットを歩いた。

左から、ジェームズ・マンゴールド監督、TAO、ヒュー・ジャックマン、福島リラ、真田広之

『ウルヴァリン:SAMURAI』は日本が舞台。ウルヴァリンと運命の人との出会いを軸に、激しい死闘が繰り広げられる。日本からは、真田広之をはじめ、ヒロインを務めた日本人トップモデルのTAOや福島リラが参加し、『ナイト&デイ』(2010年)のジェームズ・マンゴールド監督がメガホンを取った。

ド派手な炎の演出で幕を開けたジャパンプレミア。ヒュー・ジャックマンは、『レ・ミゼラブル』(2012年)のキャンペーン以来、9カ月ぶりの来日となった。親日家のヒューは、最初に「コンバンハ!私ハ、日本ニ来テ、トテモ、ウレシイデス!」と日本語であいさつ。「今回、日本で撮影するという夢が叶いました。ちょうど1年前の暑い時に、増上寺や地下鉄、路上などでたくさん撮影をしました。日本のエキストラの方やスタッフの方が、とても良くしてくれました。また、(広島県)福山市鞆の浦でもロケをし、ウルヴァリンが、福山市の観光大使に選ばれました」と嬉しそうに話した。

真田は「素晴らしいキャラクターの監督に、スタッフやキャストがぐいぐい引っ張ってもらい、ヒューのおおらかな笑顔で楽しい時間を過ごせました」と、喜びを語ると、ヒュー・ジャックマンは「日本の大スター、真田さんと一緒に仕事ができて、とても光栄でした」と満面の笑み。TAOは「演技経験のない私を抜擢してもらい、光栄です。生まれ育った日本で、素晴らしいキャストや監督と素晴らしい作品を発表できている今日をうれしく思っています」と感無量の様子で、福島も「『ウルヴァリン』の撮影に参加できたことは光栄です。かけがえのない思い出になりました」と充実感溢れる表情で語った。

その後、ロケ地となった鞆の浦の住民たちがサプライズで登場し、ヒューたちに花束をプレゼント。ヒューは大喜びし、フォトセッションに彼女たちを呼び入れた。六本木ヒルズアリーナの大勢のギャラリーを、サービス精神たっぷりのヒューが虜にしたプレミアイベントとなった。『ウルヴァリン:SAMURAI』は、9月13日(金)から全国公開。