「理想の相手に出会う手段として、ソーシャルメディアはアリだと思いますか?」

トレンド総研はこのほど、20~30代の、恋人がいない未婚女性500名を対象に「ソーシャルメディア」をきっかけとした恋愛についてアンケートを実施し結果を発表した。調査は7月5日~9日、インターネットにて行われた。

「出会いのチャンスがない」と嘆く女性たち

最初に、「異性との出会い」について質問したところ、81.0%が「自分の周囲には、出会いのチャンスが少ないと感じる」と回答した。職場やプライベートのつながりの延長線上では、なかなか理想の出会いがないと感じている女性が多いようだ。

男性と出会うための手段について具体的に聞いたところ、飲み会やパーティーでの出会いに期待しているという声のほか、「SNSコミュニティのオフ会に参加している」(26歳)、「ソーシャルメディアを使ったマッチングサイトに登録している」(22歳)など、ソーシャルメディアを活用しているという回答が多くあがった。

ソーシャルメディア上で「素敵だと思う男性」を見つけたことはある?

続いて、ソーシャルメディアの利用率について質問したところ「日常的に利用しているソーシャルメディアがある」人は61.4%という結果に。

そのうち、実際にソーシャルメディア上で「素敵だと思う異性を見つけた経験がある」と答えた女性は、16.0%と6人に1人にのぼった。ちなみに、具体的にどのような男性だったかを聞くと「顔がタイプで、学歴もよく、みんなでの集合写真で楽しそうにしている男性(29歳)」「ハーフや外国人のハンサムな男性(21歳)」「有名企業に勤める高収入、高身長の男性(28歳)」などの回答が。ソーシャルメディア上で、イケメン・高学歴・高収入といった"ハイスペック男子"にときめいた経験のある女性は少なくないようだとしている。

およそ1割の女性が、知り合いに「ソーシャル・シンデレラ」がいる

「あなたの周囲に、ソーシャルメディアがきっかけで、イケメン・高学歴・高収入などの"ハイスペック男子"と交際に至った女性はいますか?」と聞いたところ、9.4%が「いる」と回答した。

具体的な「ソーシャル・シンデレラ」ストーリーを聞くと、「SNSで出会った人から個別メッセージでアプローチがあり、交際に至ったと聞いた」(26歳)、「マッチングサイトで出会った男性とお付き合いしているよう。彼はクルーザーを持っているお金持ち」(34歳)、「SNSで理想の男性と出会って付き合った友人が2人ほどいる」(28歳)などの回答があげられた。

「理想の相手に出会う手段として、ソーシャルメディアはアリだと思いますか?」と聞くと、「(無条件に)アリ」が6.6%、「相手の身元がしっかりわかっていればアリ」が58.0%という結果に。合計すると64.6%と半数以上にのぼり、ソーシャルメディアでの出会いをポジティブに捉えている女性が多いことがわかった。