東芝セミコンダクター&ストレージ社は27日、車載用の2.5型HDDとして容量320GBのモデル「MQ01AAD032C」を含む3モデルを発表した。320GBモデルのほか、100GB/200GBモデルを用意。8月から量産を開始する。

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「MQ01AAD032C」は容量320GBの2.5型SATA HDD。磁気ヘッドやディスクの磁性層を改良することで、車載用HDDとして業界最大容量を達成した(2013年6月27日現在、東芝調べ)。内部転送レートやデータ処理速度も向上し、高い耐振動性、温度範囲/気圧範囲の広さなどは従来モデルを継承している。

耐振動性は29.4m/s2{3G}(8~50Hz)・24.5m/s2{2.5G}(50~200Hz)・19.6 m/s2 {2G}(200~500Hz)、温度特性は-30度~+85度、気圧特性は494.9hPa{5,650m}~1,049.8hPa{-300m(参考値)}。いずれも動作時。

ディスク枚数(プラッタ)は1枚で、ヘッド数は2(100GBモデルは1)、平均シーク時間は12ms、回転数は4,200rpm、インタフェースはSATA 2.6。本体サイズはW69.85×D100×H9.5mm、重量は105g。