京阪電気鉄道は30日まで、宇治線の開業100周年を記念したイベントを展開している。宇治線は1913(大正2)年に中書島~宇治間で開業。2013年6月1日に100周年を迎えた。

宇治線開業100周年記念ヘッドマーク(宇治側先頭車両に掲出)

宇治線開業100周年記念ヘッドマーク(中書島側先頭車両に掲出)

京阪宇治線では、30日までの1カ月間、13000系車両4両1編成に記念ヘッドマークを掲出して運行。掲出車両は、27日までは13001~13051号車、28~30日は13003~13053号車の予定。15~17日には、通常は交野線で運転している10000系「きかんしゃトーマス号2013」を宇治線で特別運行する。

宇治駅では15~16日、宇治地域の3つの商店街および宇治商工会議所と共同で記念イベントを開催。3000系ミニ電車の展示・撮影会やNゲージの運転体験をはじめ、宇治田楽の実演や鵜匠によるパフォーマンス、地元の隠れた名品を販売する「ええもん市」などを行い、観光地としての宇治エリアの魅力をアピールする。

宇治エリアへの外出に便利な企画乗車券「宇治・伏見・八幡1dayチケット」も引き続き発売中。1日乗降り自由のフリー区間(宇治線および八幡市~丹波橋、男山ケーブル)と、発駅からフリー区間までの往復がセットになったきっぷで、発売当日限り有効。

「宇治・伏見・八幡1dayチケット」の発売額は大人600~950円、小児300~480円。チケットの提示でフリー区間内の沿線施設で優待が受けられる特典も付く。京阪線各駅(男山ケーブル、大津線各駅を除く)にて2014年3月31日までの発売となっている。