Google日本語入力チームは、エイプリルフールである4月1日に、これまでの長年の研究の成果であるという「Google 日本語入力パタパタバージョン」構想を同社のオフィシャルブログで披露している。

同社ブログによると「Google 日本語入力パタパタバージョン」は、駅の発着時間表示がパタパタと回ることにヒラメキを得て、快適な日本語入力との連携という発想にいたったとしている。同チームは、くしくも2010年の4月1日には、漢字も1ストロークで入力できる「Google 日本語入力ドラムセットバージョン」、2012年の4月1日には、キーが一つで日本語入力を実現する「Google 日本語入力モールス版キーボード」などの壮大な構想を発表してきた。

本年度のエイプリルフールに発表された「Google 日本語入力パタパタバージョン」は、USBケーブルに接続、光るボタンを押すと駅の発着時間表示のようにパタパタと文字が表示される。ボタンから手を離すと文字が表示されて、1文字だけ入力され、これを繰り返しながら文字を入力していくという骨の折れそうなシステム。同社ブログでは、過去の壮大な歴史とともに詳細なスペックを掲示する特設サイトやWebで試せるお試し版サイトへのリンクも貼ってある。

「Google 日本語入力パタパタバージョン」