フューレンコーディネートは3月29日、米NuForceのハイエンドオーディオブランド「Reference」シリーズのプリメインアンプ「IA-18」を発表した。発売は4月18日で、希望小売価格は、336,000円。

「Reference」シリーズのセパレートアンプの構成要素を取り入れたプリメインアンプ「IA-18」

IA-18は、NuForceのフラッグシップモデルの要素をフルに取り入れたプリメインアンプだ。プリアンプ部は「P-20」と同等の回路設計を採用。パワーアンプ部には、「Reference V3」「Reference V3 SE」に採用されていたデジタルアンプモジュール「V3」を2枚搭載している。また、電源部には、Cross Matrix Array(CMA)コンデンサモジュールが採用されている。

「IA-18」のリアパネル

前面パネルにはタッチ式のセンサーを搭載。抵抗切り替え式ラダー回路により、0.5dB/99ステップの音量調節が可能だ。入力インタフェースはアナログRCA×5系統で、各入力に対する音量の個別設定機能も装備する。出力はL/Rのスピーカー端子のみとなっている。スピーカー端子は、Yラグとバナナ端子に対応している。

瞬間最大出力は、8Ω負荷時で200W、4Ω負荷時で225W、2Ω負荷時で350W。再生周波数帯域は20Hz~50KHz(±3dB)で、全高調波歪率は0.015%以下(1kHz/1~10W A Weighted)となっている。

本体サイズはW430×D374×H67mmで、重量は8.5kg。消費電力は再生時が30W、アイドリング時が28W、スタンバイ時が27.5Wだ。