ヤマハ発動機は22日、バイク用ナビゲーションをはじめ、ツーリングや愛車管理などのバイクライフ全般に役立つ情報を提供する、iPhone用の無料アプリ「つながるバイクアプリ」サービスを開始した。24日まで東京ビッグサイトで開催中の「第40回東京モーターサイクルショー」の会場でも、同アプリが展示されている。

東京モーターサイクルショー会場でも「つながるバイクアプリ」を体験できる

今回の取組みは、2011年11月に発表したトヨタ自動車との協業による次世代モビリティ社会の構築に向けた「つながるバイク」の実現をめざした取組みの一環。「トヨタスマートセンター」を活用して、統合的な情報・サービスの提供を行うとのこと。

同アプリ&サービスでは、シンプルな「Turn-by-Turn」(ターンバイターン)の表示と音声で案内するバイク用ナビゲーション「バイクNAVI」や、オペレータに電話を繋いで目的地を探してもらう「NAVIオペレータ」のほか、ツーリングや愛車管理といったコンテンツでバイクライフをサポート。また、NMCA日本二輪車協会からの情報提供により、同アプリから二輪車駐車場を検索して「バイクNAVI」の目的地に設定可能という。

アプリのダウンロードは無料だが、「バイクNAVI」「NAVIオペレータ」は有料オプションとなる。対応機種はiOS 4.3以降を搭載するiPhone 5 / iPhone 4S / iPhone 4。同社とトヨタ自動車は、今後も「つながるバイク」における車両・サービスの開発をはじめ、次世代モビリティ社会構築に向けた新たな分野での連携を強化するとしている。