「あなたは汚部屋女子ですか?」

"汚部屋女子"の割合は56.7%!

キャリルーノはこのほど、ゴミや脱いだ洋服が散乱し、寝る場所もないような部屋に暮らす「汚部屋女子」の実態調査の結果を発表した。調査は2月19日~20日、20歳~29歳の女性552人を対象にインターネットアンケートで実施された。

最初に、女性たちに「あなたは汚部屋女子ですか?」と質問。「周りから部屋が汚いと言われるし、自分でもそう思う」という「自他共に認める汚部屋女子」は22.8%、「周りからは言われないが、自分の部屋は汚部屋だと思う」と答えた「自称汚部屋女子」が33.9%、「周りからは部屋が汚いと言われるが、自分ではそう思わない」という「無自覚汚部屋女子」が8.7%、「周りから汚いと言われないし、自分でもそう思わない」、という「非汚部屋女子」が34.6%という結果になった。

「自他共に認める汚部屋女子」と「自称汚部屋女子」を合わせると、56.7%もの女性が「私は汚部屋女子」だと回答したことになる。また、「無自覚汚部屋女子」も含むと、その割合は65.4%にものぼった。また、「知り合いに汚部屋女子がいる」と答えた人は、全体の32.4%だった。

汚部屋女子の約1割が「ゴミ、洋服などが部屋の8割以上を占拠」

「あなたの部屋の汚部屋度は?」

次に、汚部屋女子たちの部屋がどれくらい汚部屋なのか、その汚部屋度をチェックした。「非汚部屋女子」以外の女性たちに「居室のスペースのうち、家具・インテリア以外の、ゴミ・洗濯物・洋服・荷物などで埋まっている割合」を聞いた。結果、「0~3割」と答えた人が42.7%、「4~5割」が25.2%、「6~7割」が20.5%、「8~10割」が11.6%だった。部屋の半分以上が、ゴミ、洋服といった不必要なもので埋まっている汚部屋女子が3割以上、8割以上が埋まっている、という人も1割以上いた。

汚部屋が原因の恋愛の失敗はある?

最後に、「汚部屋女子」の恋愛事情について、「汚部屋が原因で恋愛の失敗をしたことはありますか?」という質問をしたところ、「ある」と答えたのは「汚部屋女子」の15.5%にとどまった。「失敗」の内容としては、「汚部屋が原因で好きな人に引かれた」が8.0%、「汚部屋が原因で恋人とけんかになった」が5.8%、「汚部屋が原因で恋人・好きな人に振られた」が1.9%だった(複数回答可)。他にも、「恋人を家に呼べない」「好きな人に『家に行っていい?』と聞かれたが断ってしまい、チャンスを逃した」といった失敗も見られた。

8割以上の「汚部屋女子」が「恋愛の失敗はない」と答える結果となった。しかし、部屋は「心を映す鏡」とも言われる。その部屋が「汚れている状態」であることは、「恋愛の失敗」の直接的な「原因」にはならなくとも、潜在的な「要因」となってしまう可能性は十分にあるのではないだろうかと調査では分析している。