キヤノンマーケティングジャパンは19日、ドキュメントスキャナの新製品として、高速スキャンやA3対応のフラッグシップ機「imageFORMULA DR-G1130」および、同「DR-G1100」を発表した。2013年2月上旬より発売し、価格は前者が1,120,000円、後者が840,000円。

DR-G1130は毎分130枚(両面原稿で260ページ)、DR-G1100は毎分100枚(両面原稿で200ページ)の高速スキャンを装備(A4横/200dpi時)。排紙ブレーキにより、高速スキャンの後でも原稿が乱雑にならず、そろった状態で排紙される。給紙は最大500枚の大容量。

imageFORMULA DR-G1130

新しい紙送り機構と3種類の給紙モードを備え、薄手の原稿や1枚ずつに分離しにくい原稿も高い精度で搬送する。給紙モードは「通常」「薄紙」「強分離」となり、自動原稿サイズ検知、斜行補正、白紙スキップといった機能と併用することで、効率的なスキャンが可能。

スキャナドライバはTWAIN/ISISに準拠。画像入力ソフト「CapturePerfect 3.1」を同梱し、OCR処理によるテキスト検索可能なPDFファイルや高圧縮PDFファイルの作成、作成済みのファイルに画像を挿入したりページ順序を入れ替えたりできる編集機能などを搭載する。

そのほか、imageFORMULA DR-G1130/DR-G1100の主な仕様は、イメージセンサーが光学600dpiのCIS、自動両面読み取り対応、出力解像度が150×150dpi/200×200dpi/240×240dpi/300×300dpi/400×400dpi/600×600dpi。インタフェースはUSB 2.0で、本体サイズはW480×D535×H315mm、重量は約22.8kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8。