『スタンディング・オベーション:グレイテスト・ソングス・フロム・ステージ』はスーザン・ボイルにとって通算4枚目のアルバムとなる (C)BANG Media International

英シンガーのスーザン・ボイルが、11月19日にニュー・アルバム『スタンディング・オベーション:グレイテスト・ソングス・フロム・ステージ』をリリースすることを発表した。

ミュージカルの名曲や往年のヒット曲の数々を集めて、リチャード・"ビフ"・スタナードがプロデュースを担当した本作には、サラ・ヴォーンの「センド・イン・ザ・クラウンズ」やABBAの「ザ・ウィナー」のほか、ジュディ・ガーランドの「虹の彼方に」などが収録されるという。スーザンは今回のトラックリストにミュージカルの名曲が多いことに関しては次のように語っている。

「小さい頃からミュージカルの大ファンだったの。ミュージカルのドラマチックでさまざまな感情が含まれている所がインスピレーションを与えてくれるわ。一番のお気に入りは『レ・ミゼラブル』で、初めて見た時のことを今でも覚えているの。すぐに好きになって、これまで数え切れないくらい何回も見ているんだけど、見る度に違った感動を与えてくれるのよ」

スーザンにとってミュージカルへの思い入れは相当のもののようで、本作の制作過程についても喜びにあふれていたと続けた。「どれも知っている曲だったから、スタジオではどの曲にも感情移入ができたの」また、今回の新作でダニー・オズモンドと2曲、さらにマイケル・クロフォードとはミュージカル『オペラ座の怪人』より「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」でデュエットしたスーザンだが、ダニーとのデュエットは"夢が叶った"と喜びをあらわにしている。

「ダニーと2曲もデュエットできて長年の夢が叶ったわ。ダニーとのレコーディングは素晴らしくて、歌手としても人としてもダニーから多くを学べたのよ。ダニーと一緒にスタジオで過ごせたなんて、今までで最高の時間だったわ。まるで仕事じゃないみたいだったわ!」

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