俳優の佐藤健が4日、第17回釜山国際映画祭のオープニングセレモニーに出席し、自身の主演映画『るろうに剣心』の監督を務める大友啓史氏とともにレッドカーペットに登場した。

観客動員225万0,038人、興行収入28億2,079万7,100円を記録した映画『るろうに剣心』(配給:ワーナー・ブラザース映画)

黒いシャツに黒のタキシード姿で登場した佐藤は、会場に詰めかけた5,000人のファンの歓声に笑顔で手をふって応えるなど、終始リラックスした表情。自身初となる海外映画祭に「感激しました」と感想を語りながら、「一人でも多くの方にるろうに剣心を楽しんでもらえたらうれしいですね」と作品をアピールしていた。また、こちらも初の海外映画祭となった大友監督は「釜山の街は魅力がある。職業柄この街を撮りたくなりました」と創作意欲が湧いたようだった。

本作は、シリーズ累計5,700万部を突破し、TVアニメも大ヒットを記録した国民的コミック『るろうに剣心』を実写化した作品。公開40日間で225万0,038人を動員し、興行収入28億2,079万7,100円を記録した。第17回釜山国際映画祭では、世界各国の8作品がラインナップされた「オープニングシネマ」と呼ばれる招待作品枠のトップバッターとして5日夜に上映され、上映前には主演の佐藤、大友監督が舞台あいさつを行う予定。

(C)和月伸宏/集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会