ボブ・ウェルチ初のソロ・アルバム『フレンチ・キッス』は200万枚以上のセールスを記録している (C)BANG Media International

1971年から74年までフリートウッド・マックのメンバーを務めたボブ・ウェルチが、6月7日テネシー州ナッシュビルの自宅で胸に銃弾を打ち込んで死亡しているのが見つかった。66歳だった。

地元ナッシュビル警察によれば、ボブの妻ウェンディ・アーミステッド・ウェルチさんが同日の昼頃に発見したようで、遺書が残されていたという。警察のスポークスマン、ドン・アーロンは、ボブの死亡に関して他殺と認定できる証拠は見つかっていないと説明。さらにアーロンは、ボブが最近自身の健康問題に悩んでいたことに言及したものの、それ以上の情報開示を避けている。

「悲しい女」「ヒプノタイズド」などのヒット曲を世に送り出したものの、1974年にボブはフリートウッド・マックを去り、その代わりにリンジー・バッキ ンガムとスティヴィー・ニックスの2人が参加し、同バンドは世界的な成功を収めている。その後ボブは、1976年にロックバンド、パリスを結成し、 1977年には初のソロアルバム『フレンチ・キッス』を発表。79年には来日公演も行っていた。

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