パワフルなコードレスクリーナーは心強いアシスタント

わが家には元気な小型犬が走り回っています。犬と一緒の生活は楽しく、愛すべき家族の一員になっていますが、苦労するのは「掃除」。体が小さいのに抜け毛がとても多いのです。じゅうたんが黒色なのでとても目立ち、まるで私が掃除をサボっているみたい……。

さらに散歩の時に長い毛を引きずり、草むらに鼻を突っ込むので、いろんな雑菌がついてきているようで、アレルギー体質の私はもう大変。犬の体を丁寧にふいていますが、目に見えない砂ぼこり、ノミ、ダニ、花粉を部屋の中へ持ち込んでしまいます。

今まではキャニスター型の掃除機だけを使っていましたが、もっとこまめに掃除をして、「こんな生活を改善したい!」と思い、ハンディタイプで吸引力にも定評のあるコードレスクリーナー「Dyson Digital Slim DC35 マルチフロア」を使ってみました。

Dyson Digital Slim DC35 マルチフロア

まずは犬のいるリビングの掃除。犬は走り回ったりボールで遊んだりしながら、常に毛をまき散らします。大きな掃除機で1日に何回も大がかりな掃除をするのは疲れてしまうし、時間的にも難しいです。でも、手元に置ける掃除機があると、ストレスを感じず、気付いた時に毛やほこりの目立つ所をスポット的に手軽に掃除が可能。

サイクロン式は音がうるさいのかなと思っていましたが、排気音は予想以下。カーボンファイバーブラシ搭載のモーターヘッドは、予想以上の威力でじゅうたんに張り付いた毛をかき取り、パワフルに吸い取ってくれます。ただ、わが家の犬は長毛なので、ブラシにはたくさんの毛がからみます。面倒でもこれは頻繁に取り除かなければなりませんね……。

狭い所には付属のすき間ノズルを活用。コードレスでスリムなので、壁とサークルの間のダニの温床になりやすい所も頻繁に掃除するようになりました。

キャニスター型掃除機ではホースが邪魔になって困っていた場所

それ以外にも、コンビネーションノズルというのがあります。先端部分をスライドさせてブラシを出したり引っ込めたりできるノズル。犬はあちこちにおやつを運んで食べるので、ソファや犬用ベッドのすき間の食べかすを取る時に、ブラシを引っ込めた状態で使えます。

テレビ台とじゅうたんの境目、空気清浄機やファンヒーターの吸排気部分も、放っておくと驚くほど毛やほこりがたまっています。こういう場所にはブラシを出した状態で、かき出す使い方が効果的でした。

空気清浄機も常にきれいにして、アレルギー対策を強化。網目状の部分の掃除が楽です

軽量でどこへでも持ち運べるので、トリミングの時にも活躍

「Dyson Digital Slim DC35 マルチフロア」は狭い洗面所でも活躍してくれました。たまに、自宅で犬をシャンプーして、洗面所でドライヤーをかけ簡単なトリミングもします。犬がきれいになるのはうれしいけれど、この時に、抜け毛やバリカンでカットした毛が大量に発生。床に落ちるのはもちろん、ドライヤーの風で舞い上がった細い毛は壁や天井に綿ぼこりのように付着し、洗面台の棚にもごっそりたまってしまいます。

こんな時には、ミニモーターヘッドが便利でした。小回りがきいて床面にぴったり密着するので、取り残しがありません。狭い場所でヘッドをボコボコぶつけるストレスからも解放されました。

さらに、壁、天井の高い所の掃除にもコンビネーションノズルが活躍。身長の低い私でも楽に届いて、くもの巣のように張り付いた毛がスッキリ吸い取れます。

片手で持ち上げても重さは気になりません

あと、最も毛がたまりやすく掃除しづらいのは、洗面台の棚の部分。これも、本体に直接ノズルを付ければふき取るように取りのけます。この時は、通常モードで。強にするとかえって汚れが舞い上がってしまいます。

雑巾を毛だらけにして拭いていた棚掃除が、あっという間に

ゴミ捨て、収納が簡単なのも重要なポイント!

ところで、「Dyson Digital Slim DC35 マルチフロア」のゴミ収納部は透明なので、掃除をしながら「こんなに取れてる!」と分かるのが、楽しいんです。

実は今まで紙パック式しか使ったことがなかったので、取れたゴミを捨てる時は、ほこりが飛び散ったり手が汚れたりするんじゃないか、と気になっていましたが、心配無用でした。ゴミ袋を用意して本体のレバーを下げたら、ワンタッチで底ぶたが開いて、パサッとゴミが落ちて完了。手も汚れませんでした。

紙パック代がかからないのもいいですね

簡単といえば、掃除機の収納も収納用ブランケットにカチャッと装着するだけで、とっても楽です。しかも場所を取りません。わが家ではハンディモップのような感覚で、ペットサークルの横の壁に設置しています。このブランケットは充電器にもなっているので、使用後にきちんと元に戻せば、次に使う時までに充電されています。

充電器のライトが消えたら充電完了。ブランケットから外して直接充電もOK

私が疲れず、犬にもやさしい掃除

コードレスクリーナーで疲れずにこまめな掃除ができるようになって、とても良い気分ですが、犬はどう感じているのでしょうか? キャニスター型掃除機など他の掃除機を使う時は、怖がって小屋に逃げ込んでしまいますが、この「Dyson Digital Slim DC35 マルチフロア」でササッと掃除する時は平気な顔をしています。

「なんでだろう?」と考えてみると、犬が怖がらないのは、「形がスリムなのに加えて、排気音や風が出るデジタルモーター部分が上部にあるからなのかな」ということです。

パワフルな排気部が手元にあると、姿勢によっては風が顔にかかるので、私は音よりも風圧が気になっていました。でも、この構造は低い場所で生活している犬にとってストレスが少ないのかもしれません。これからも「Dyson Digital Slim DC35 マルチフロア」で、人間にも犬にも快適な、こまめな掃除を続けていきます!

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