日産自動車は4日、米国ニューヨーク市イエローキャブの次世代モデルとなる"「NV200」次世代ニューヨーク市タクシー"をニューヨーク市内で開かれるイベントにて4日より公開すると発表した。

「NV200」次世代ニューヨーク市タクシー

今回のイベントは、6日から15日の期間に開催される『2012年ニューヨーク国際自動車ショー』に先駆けて行われるもので、イベント後は同自動車ショーにてニューヨーカーや世界中からの来場者に披露されるという。

「NV200」は、タクシー・リムジン協会(TLC)により2年間に渡る非常に厳格な選考を経て、次世代ニューヨーク市タクシーとして2013年後半から導入される商用バン。車両の仕様設計に関しては、日産とTLCによる協議に、「クーパーハイアット国立デザイン美術館」と、「公共スペースとスマートデザインにおけるデザイントラスト」の2団体が参画している。

同車の仕様・装備には、現地のタクシー運転手、タクシーオーナー、利用者らの声が反映されているほか、運転席・助手間パーティションを備え付けた上での安全認証試験を含む、安全面への様々な配慮が行われているとのこと。

また、今後は100%電気自動車の「NV200タクシー」の導入も計画されおり、その一環として、ニューヨーク市および多くのタクシーオーナーと協力し、電気自動車タクシーの使用に関するパイロットプログラムを実施していくとしている。