ニコンは7日、デジタルカメラ「COOLPIX L」シリーズの新モデル「COOLPIX L810」「COOLPIX L26」を発表した。発売時期はL810が3月で、L26が2月16日の予定。価格はオープンで、推定市場価格はL810が33,000円で、L26が13,000円だ。

いずれも単3形電池での動作に対応するエントリー層向けのモデルながら、有効1,610万画素CCDを搭載する。

26倍ズームレンズと1,610万画素CCD搭載の「COOLPIX L810」

「COOLPIX L810」

COOLPIX L810は焦点距離22.5~585mm(35mmフィルム換算時)の26倍ズームレンズを搭載するモデル。レンズの開放F値はF3.1~F5.9。ホールド感を重視したグリップと、両手で構えた際に操作しやすいレンズ横のサイドズームレバーが備えられており、望遠時でも手ブレが発生しにくい構造になっている。また、レンズシフト式の手ブレ補正機能も搭載している。

その他の主な仕様は、撮像素子が1/2.3型CCDで、対応感度がISO80~ISO1600。背面のモニターは3型・約92万ドットの高精細液晶で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約50MB)。バッテリーは単3形電池×4本で、CIPA準拠の撮影可能枚数はアルカリ乾電池使用時で約300枚、リチウム電池使用時で約740枚となっている。

サイズは約W111.1×D83.1×H76.3mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で約430gだ。

5倍ズームレンズと1,610万画素CCD搭載の「COOLPIX L26」

「COOLPIX L26」

COOLPIX L26はスタイリッシュな薄型ボディに光学5倍ズームが可能なレンズを搭載するモデル。レンズの焦点距離は35mmフィルム換算時で26~130mmとなっている。撮影シーンをカメラが判別して、最適な設定を適用する「らくらくオート撮影」など、初心者にうれしい便利機能も搭載する。ブレ対策機能は、電子式手ブレ補正を採用。

その他の主な仕様は、撮像素子が1/2.3型CCDで、対応感度がISO80~ISO1600。背面のモニターは3型・約23万ドットの液晶で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約20MB)。バッテリーは単3形電池×2本で、CIPA準拠の撮影可能枚数はアルカリ乾電池使用時で約200枚、リチウム電池使用時で約680枚となっている。

サイズは約W96×D28.8×H59.7mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で約164gだ。

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