小田急電鉄は1日より、ロマンスカーHiSE(10000形)とRSE(20000形)、通勤車両5000形の車体に"ラストラン"ステッカーを順次掲出して運行する。また、ロマンスカーLSE(7000形)をデビュー当時の塗装に統一することも、あわせて発表されている。

引退車両特設サイトも開設。2月から情報が拡充される

3月16日で引退するロマンスカーRSE(20000形)

HiSEとRSE、通勤車両5000形の3車種は3月16日をもって引退することになっており、同社サイト内に引退車両特設サイトも開設されている。

"ラストラン"ステッカーは、特設サイトのテーマでもある「想いは、引き継がれる」にちなんだデザインで、ロゴマークと3車種それぞれの形式番号、就役した年(HiSEは「1987」、RSEは「1991」、5000形は「1969」)が入った。このステッカーは3車種の最終運行日まで掲出される。

その他、小田急線各駅や通勤車両車内に引退記念ポスターが掲出され、引退車両特設サイトでは関係者による「インサイドストーリー」やFacebookを活用した「みんなのフォトライブラリー」、引退車両スペシャルムービーなどコンテンツを充実させていくとのこと。

ロマンスカーLSE(7000形)は2月20日以降、1980年の就役当時に採用された旧塗装(バーミリオンオレンジとグレーに白線を入れた塗装)に統一される。現在、3編成あるLSEのうち、1編成が旧塗装となっており、残り2編成はワインレッドに白の塗装で運転されている。ワインレッドの塗装の2編成のうち、1編成がバーミリオンオレンジの旧塗装となり、残る1編成は廃車となる予定。