富士重工業は、幕張メッセで開催中のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2012」にて、「SUBARU BRZ」をベースとした「SUBARU BRZ GT300」などのレーシングマシンを公開した。

SUBARU / STIのブースに展示された「SUBARU BRZ GT300」

スバルは昨年、ニュルブルクリンク24時間レースでのSP3Tクラス優勝をはじめ、スーパーGTのGT300クラスで後半戦2勝し、FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)やインターコンチネンタルラリーチャレンジ(IRC)、全日本ラリー選手権でも好成績を収めた。

今年の「スーパーGT」では、これまでの「SUBARU LEGACY B4 GT300」に代わり、STI(スバルテクニカインターナショナル)製作による「SUBARU BRZ GT300」で参戦することに。水平対向エンジンの特性を生かし、低重心化を徹底したBRZをベースに、高いパフォーマンスをサーキット上で実証すべく、究極のスポーツ性能を追求したモデルに仕上がった。

「SUBARU IMPREZA WRX STI」

「SUBARU BRZ STI CONCEPT」

昨年優勝をはたしたニュルブルクリンク24時間レースへは、今年、「SUBARU IMPREZA WRX STI」で参戦。S206をベースにさらなる軽量化を図り、レーシングドライバーが安心してコーナーを攻められるマシンとなっている。その他、会場では、「走る愉しさを誰でも気軽に味わえる」がコンセプトの「SUBARU BRZ STI CONCEPT」も登場。新型インプレッサやBRZをベースとしたモデルや、昨年のレースに使用されたモデルも展示されていた。