ボーズは22日、Bluetoothヘッドセット「Bose Bluetooth headset Series 2」を発表した。標準価格は17,220円で認定ディーラーやボーズ直営店、ボーズ・オンラインストアなどで11月25日より販売を開始する。

右耳用と左耳用の2タイプが用意され、購入時にどちらかを選択する。構造は左右対称だ

携帯電話やスマートフォンなどとBluetoothで接続し、ハンズフリーで通話できるヘッドセット。Bluetoothの対応プロファイルはHSPおよびHFP、A2DPで、通話以外にもスマートフォンなどで動画を視聴する際の音声聴取にも使用できる。

デュアルマイクロホンシステムが騒音と音声を選別し、発話者の音声を相手にクリアに届ける。一方で、Adaptive Audio Adjustmentテクノロジーが受話音量を適切なレベルに自動調整

携帯電話を使用する際、人混みや強風が吹いているなど周囲の環境によって、雑音でまともに通話が行えないことがある。本製品で採用されたデュアルマイクロホンシステムであれば、発話をクリアに拾ってくれるのだ。

さらに、同社独自の「TriPort テクノロジー」と「Adaptive Audio Adjustmentテクノロジー」も搭載し、相手の声を明瞭に聴き取ることができる。Adaptive Audio Adjustmentテクノロジーは、周囲の騒音レベルに応じて通話音量が自動調整される技術だ。例えば、駅のホームで通話していて電車が入線してきたような場合、電車の通過音で通話が妨げられないように一時的に使用者の受話音量を大きくしてくれる。

電源はリチウムイオンポリマー充電池で、最長4.5時間の連続通話および最長100時間の連続待ち受けが可能となっている。サイズはW46×D32×H19mm、重量は12gだ。

デュアルマイクロホンシステムにより、自動車の往来が激しい道路などでもクリアな通話が可能だ

同日に行われた発表会では、扇風機の風を受けながら発した声を受話者が聴き取れるかというデモンストレーションも行われた