女優の新垣結衣が、来年1月の映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~(仮題)~』に出演することが29日、明らかになった。

映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~(仮題)~』に出演する新垣結衣
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『麒麟の翼』は、東野圭吾原作の人気小説"加賀恭一郎シリーズ"9作目となる最新作で、阿部寛主演で昨年ドラマが放送され、『新参者』(シリーズ8作目)、スペシャルドラマ『赤い指』(シリーズ7作目 ともにTBS系)が高視聴率を獲得した。新垣が演じるのは、日本橋の上にある"翼のある麒麟の像"の前でおきた殺人事件の容疑者の恋人・中原香織役。事件に深く関わり、人間の絆とは何なのかを問いかける役どころだ。阿部が演じる刑事・加賀恭一郎との対決も見どころの一つとなっている。

阿部とはドラマ『ドラゴン桜』以来6年ぶりの共演となる新垣は「すごく嬉しかったです。以前は先生と生徒としての役だったので、今でもあの頃のように普段は先生を見ている気持ちでお話させていただいてます。とてもリラックスした気持ちでいられる現場で楽しいですね」と息はぴったりな様子。阿部も「『ドラゴン桜』のときは、まだあどけなさの残る少女だったけど、今や、いろんな役をこなせる女優に変身したことを、嬉しく思います」と喜んでいる。

阿部との共演シーン。ミステリー初挑戦で新境地に挑む

「映画の中で、事件をかき回していく、大事な役割を頑張って演じています。ぜひご期待ください」と新垣

ミステリーは初挑戦となる新垣だが、「先を予測しても覆される部分はやはり面白いと思いました。加賀さんや松宮さんと向かい合っているシーンでは、自分が『新参者』の世界にいるのが不思議な感覚で興奮しました。刑事さんたちに問われるシーンでは、役ではない自分の感情が入ってきてしまい、それは初めての感覚でした」と振り返っていた。