日本ブランドである「G-SHOCK」が発信する"和"の趣。「MRG-8100JP」では、ベゼルのロゴや針にも朱色を採り入れている

世界最大級の時計・宝飾品の見本市「BASELWORLD 2011」にて、カシオ計算機は「G-SHOCK」の最高峰シリーズ「MR-G」の特別仕様モデルとして、漆塗りを用いた「MRG-8100JP」を発表。50本限定で7月に発売される。価格は57万7,500円。

"究極のタフネスウオッチ"をテーマとするMR-Gは、最先端技術や熟練の金属加工技術を採用したG-SHOCKの最上位シリーズ。今回発表されたMRG-8100JPは、ソーラー電波ムーブメント「タフムーブメント」を搭載した「MRG-8100B」をベースとし、ブラックのチタン製ボディに日本の伝統色である「朱色」を採り入れ、"和"の趣を世界に発信する特別仕様のクロノグラフだ。

文字板周囲に配した都市コードリングには、下地として18金メッキを施したうえで、会津の職人の手によって朱色の漆がひとつひとつ丁寧に塗られ、MR-Gのロゴを印字したサイドボタンには再結晶ルビーを埋め込んでいる。

都市コードリング部に注目。昨年は都市コードリング部に再結晶ルビーを採用した特別仕様モデルも発表されている

また、3面にカットした立体感のある削りだしの針を装備。バンドの中駒には高硬度の64チタンを採用し、ケースなど随所にザラツ研磨処理を施すなど、細部に至るまで最高峰シリーズの名に恥じない作りとなっている。

なお同モデルでは、鋳造チタン製のケースバックに、世界限定50本の証としてシリアルナンバーを刻印。黒の漆塗りを施した特別仕様のパッケージも用意される。