イタリアのランボルギーニ社は、12気筒エンジンを搭載する新しいスーパースポーツカー「アヴェンタドール LP700-4(Aventador LP700-4)」を発表した。発売開始は2011年晩夏を予定している。日本での発売時期、価格などは未定。

ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4

今回のモデルはムルシエラゴの後継モデルにあたり、昨年からエンジンなどが発表されていたが、ジュネーブショーに合わせて全容が公開された。

搭載されるエンジンは、515kW(700ps)の最高出力を発生する6.5L(リッター)V型12気筒エンジン。ランボルギーニらしく、縦置きにミッドシップされ、四輪を駆動する。0~100km/h加速はわずか2.9秒、最高速度は350km/hに達する。さらにCO2排出量は先代モデルから20%削減されているという。

ボディは軽量なカーボンファイバー製のモノコック。ボディサイズは全長4,780mm×全幅2,030mm×全高1,136mm。乾燥重量は1,575kgと、ムルシエラゴの1,650kgから大幅に軽量化された。サスペンションはアルミニウム製のダブルウィッシュボーンだが、F1などと同じタイプのプッシュロッド式スプリング&ダンパーを採用している。また、左右のドアはカーボンファイバーモノコックで、ランボルギーニ伝統の上に跳ね上がるタイプを採用している。

アヴェンタドール LP700-4