アイ・オー・データ機器は、インテルが提唱する無線映像伝送方式「インテル ワイヤレス・ディスプレイ Ver.2.0」に対応したテレビアダプタ「WDA-X1」を早期市場投入すべく開発中であることを発表した。

WDA-X1(写真は開発中のもの)

「インテル ワイヤレス・ディスプレイ Ver.2.0」は「インテル WiDi」とも呼ばれる、無線LAN(IEEE802.11n)を利用してパソコンの画面をテレビなどに転送・表示するための無線映像伝送方式。ハイビジョン解像度にも対応しているため、ハイビジョンカメラで撮影した映像をパソコンに取り込んでリビングの大画面テレビで楽しむといったことができる。

「WDA-X1」は、この「インテル ワイヤレス・ディスプレイ Ver.2.0」に対応し、パソコンの画面をワイヤレスで受信して接続したテレビに表示するディスプレイアダプタ。映像の転送がワイヤレスで行われるため、パソコンをテレビの近くに移動したりする必要がなく、部屋のどこからでも簡単に接続できる。HDMI出力端子/映像出力端子を装備し、現時点でのサイズ・重量は約W146×D99×28mm(脚部含む/突起部含まず)、約200g(本体のみ)。