RightMark Multi-Thread Memory Test 1.1(グラフ23~24)

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このあとRMMAに入るが、その前にまずメモリ帯域の確認である。ということでグラフ23がRead、グラフ24がWriteである。Threadあたり20MBのサイズでI/Oリクエストを出すことで、L1~L3キャッシュの影響を最小限に留めている。

さて結果はもうご覧のとおりで、圧倒的に効率が良いことがあらためて確認できた形だ。特に、Core i7-975は3~4ThreadあたりでPeakが来るのに対し、Sandy Bridgeは2~3ThreadあたりでPeakが来る当たり、CPUコア自身の扱える帯域がまず上がっている(これは1 ThreadにおけるBandwidthからも判る)上、IMC自身の処理効率も向上しているようだ。というか、ここまで帯域に差がでると、一体Nehalemの3chメモリは何だったのか、といわざるを得ない。Nehalemリリースから2年で、IMCは大幅に性能を改善したことは間違いない。