まただ、唇が荒れている……何度も繰り返す唇の荒れにお悩みの方も男女問わず多いことだろう。 ユースキン製薬が10~11月に実施したインターネット調査(10~60代の男女791名)によると、普段リップクリームを持ち歩いていると回答した男性は約30%に上り、最近のリップケアは何も女性に限ったことではないようだ。

野村皮膚科医院(神奈川県横浜市)の野村有子院長に、唇が荒れやすい人の習慣・行動パターンを挙げてもらった。

唇をなめるクセがある
つい手で皮をむいてしまう
缶ドリンクを頻繁に飲む
ペットボトルの水やお茶、スポーツドリンクを頻繁に飲む
車や飛行機で移動することが多い
屋外での仕事、もしくは仕事で外に出ることが多い
1日中、パソコンと向き合っている
辛い食べ物が好きだ
ポテトチップスやファストフードが好きだ
唇に押しつけるようにリップクリームを塗るクセがある
冬はスキー、スノーボードによく出かける

該当する項目はあっただろうか。乾燥だけでなく、紫外線の影響や表面の摩擦、辛いものなど唇の荒れには、さまざまな要因がある。野村院長曰く「唇は角層が薄く、皮脂膜を欠いているのでバリア機能が弱く、水分が蒸発しやすい箇所」とのこと。一方、皮膚の新陳代謝が約28日なのに対して唇表面の角層は3~4日と言われ、初期段階で適切なケアをすれば早く治りやすい部位でもある。唇は食事などの刺激が常に加わるところなので、荒れがこじれると治りにくいため、早めの対策が肝心だ。

唇のトラブル予防にはなんといってもリップクリームが最適だ。唇の表面に膜を作り、水分の蒸発を防いでくれる。皮膚科ではワセリンなどが処方されるが、市販品では香料など唇に刺激を与えるような成分が入っていないものを使った方がいいと野村院長は説明する。

それでもリップケアは面倒、あるいは気が引けるという男性も多いのではないだろうか。そういった人にお薦めなのが医薬品のリップクリーム。口唇炎、口角炎の治療効果もあり、ユースキン製薬「ユースキン メディリップ」やロート製薬「メディカルリップ(ジャー&チューブ)」、資生堂「モアリップ」がそれに当たる。夜の就寝前に集中ケアするだけなので、その都度塗ったり、人目を気にすることなく使用できたりする。

前述のユースキン製薬の調査では、男性の唇がガサガサで皮がむけている状態を、約80%の女性が「許せない」と感じていることがわかったという。クリスマス、忘年会と女性と接する機会が多くなるこの機会に、あなたの唇の荒れ、見直してみては?

ユースキン製薬「ユースキン メディリップ」(第3類医薬品)