利用者の多いGmailの連絡先やグーグルカレンダーのデータもOutlook 2011へのインポートが可能だ。

Gmailの連絡先は、連絡先画面からエクスポート機能を使い、Outlook CSV形式でファイルに書き出そう。CSVファイルは、タブ切りテキストの場合などと同様に、Outlookのインポートウィザード([ツール]タブで[インポート]をクリックして起動)を使ってインポートできる。またグーグルカレンダーにもエクスポート機能が用意されていて、こちらは.icsファイルでの書き出しが可能。.icsファイルの取り込み方法は前述したiCalの場合と同じだ。

このようにOutlookにはさまざまなデータを簡単にインポートできるので、これまで利用していた情報をできるだけまとめ、効率的に活用していきたいものだ。

そこでインポートに伴うお役立ちアイテムとして最後に紹介しておきたいのが、Outlookのヘルプ内のインポートに関する記述。さまざまなケースに応じて非常に詳しく方法が紹介されているので、インポート操作などに不慣れな人でも大丈夫。ぜひ活用してほしい。

Officeのヘルプのトップ画面で[インポートとエクスポート]をクリック。知りたい項目をクリックしていけば、より細かな情報を得ることができる。

Officeヘルプの画面。インポートについての情報が非常に親切に記載されている。たとえば左の画面で[Outlookに情報をインポートする]をクリックすると、右の画面のようにさらに細かなケースについて情報を得ることができる

Office for Mac 2011 新機能大全

Mactopia Japan