アイ・オー・データ機器は2日、DTCP-IPに対応しているAV機器やPCを接続して録画番組を共有し、DTCP-IP対応のテレビやPCで再生することが可能な"レコーディングハードディスク"「RECBOX HVL-AVシリーズ」(以下、RECBOX)を発表した。

容量が1TBの「HLV-AV1.0」、容量が1.5TBの「HLV-AV1.5」、容量が2TBの「HLV-AV2.0」があり、価格はそれぞれ26,400円(税別)、31,700円(税別)、37,000円(税別)。HLV-AV1.0は6月中旬より、それ以外は7月中旬より出荷される予定。

「RECBOX HVL-AVシリーズ」

背面

RECBOX HVL-AVシリーズは、従来のLAN DISK AVシリーズの据え置き型モデル。ハイスピードCPUを搭載することにより、処理スピードも向上している。

同社の独自調査によれば、接続可能なAV機器は、東芝のREGZA、ソニーのBRAVIA、パナソニックのVIERA、日立製作所のWooo、シャープのAQUOSなどの液晶テレビのほか、PlayStation3、スカパー!HD対応チューナー、東芝のレコーダーVARDIAなどのDTCP-IP対応機器(いずれも一部の機種)。なお、対応機種については、同社でWebで確認されたい。

対応のテレビであれば、RECBOXに保存された番組を再生でき、スカパー!HD対応チューナーでは、RECBOXに録画し、再生できる。REGZAやWoooでは、録りためたコンテンツをRECBOXにダビングできるほか、VARDIAでは、RECBOXの内容をVARDIAに移動できる。そのほか、DTCP-IP対応のPCでRECBOXに録画された番組を再生することも可能。対応OSは、Windows XP(32bit版)/Vista(32bit版)/7(32bit版、64bit版)。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN×1とUSB 2.0×1。外形寸法はW260×D240×H45.1mm、重量は約1.8kg。