劇場版『名探偵コナン 天空の難破船』の完成披露試写会が4日、東京・大手町の日経ホールで行われ、本作に声優としてゲスト出演した大橋のぞみが舞台挨拶に登場した。

大橋は、飛行船に乗ってどこかにいけるとしたら「キレイな海で泳いでみたいから、ハワイに行ってみたい」という

コナンが大好きで、いつもアニメや劇場版を見て「コナン君にドキドキしてます」という大橋。完成作を見て、「今回は、空の上の飛行船で逃げられないから、いつもよりもっとドキドキしました! 面白かったです」と、無邪気な笑みを見せた。しかし、自身が声優を務めたキャラクター・川口聡が登場するシーンを見るのは、「ちょっと恥ずかしかったです」と、照れくさかった様子。また、アフレコ中の様子について、コナン役の高山みなみから「のぞみちゃん、とっても上手だったので、私は後から『上手! 』とか『いいぞ! 』とか言ってるだけでした(笑)」と絶賛され、「仕事でこんなに褒められたこと、あんまりないからとっても嬉しいです……」と大テレ。さらに高山から「男の子の役だったけど、ほんと男っぽくできたよね」と言われ、「エヘヘ……」と嬉しそうにはにかんだ。

また、この日、本作の公開を記念して飛行船「名探偵コナン号」が実現し、4月10日から就航することも発表された。大橋とコナンが飛行船に乗って空中散歩を行う予定もあるといい、大橋は、「この映画みたいに、飛行船にテロリストが乗ってないかと思って、ちょっと恐いです」と可愛らしいコメントで会場を笑わせていた。

舞台挨拶には、名探コナンの毛利小五郎役・小山力也(左)、コナン役・高山みなみ、毛利蘭役・山崎和佳奈も登場。大橋は収録中を振り返り、「いつも高山みなみさんが近くにいてくれたから良かったです」と嬉しそうに話した

なお、本作はシリーズ14作目となる作品で、テロリストにハイジャックされた世界最大の飛行船『ベル・ツリー号』が舞台。爆弾が仕掛けられ、さらに、感染すると死に至る危険性のある細菌までもがばら撒かれた飛行船の中で、コナンとテロリスト、そして怪盗キッドとの頭脳戦が繰り広げられる。

『名探偵コナン 天空の難破船』は4月17日、全国東宝系にて公開