『あらびき団』(TBS系)、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などでフェロモン全開のダンスと美容へのこだわりを披露し、熱い注目を浴びる"よしもと美容番長"ことシルクが、"Laugh & Peace"をテーマに20日より沖縄で開幕する『第2回沖縄国際映画祭』の新プロジェクト『沖縄小学生映像祭』に参加。女性芸人が地元の小学校を訪れ、子どもたちと一緒に映像作品を作り、同映画祭で上映するというこのプロジェクト。沖縄の小学生とセクシー姐さんはどんな化学反応を見せたのか? さらに、話題沸騰のあのパフォーマンスの秘密についてシルクに聞いた。

シルク
3月31日生まれ、大阪府出身。1985年、漫才コンビ「非常階段」としてデビュー。1997年よりタレント活動。テレビ、ラジオに出演するほか、得意の英語を生かし、1998年に松本人志著『遺書』を英訳。美容の知識を生かしたイベントなど活躍の場を広げている。「シルクのべっぴん塾 vol.13 ~シルク流『失敗しないダイエット術』」が4月11日にヨシモト∞ホール大阪で公演。

――まず、沖縄の小学校ではどんなことをされたんですか?

「子どもたちの映像作りのお手伝いです。私は去年のうちに3校行ったんですけど、90人でピラミッドを作るとか、タグラグビー(※服につけたタグを取り合うゲーム)をやるとか、学校ごとに撮るものが違ってて。みんなすごく一所懸命やってくれたし、私も楽しかったです」

――子どもたちの印象は?

「沖縄の小学生ってめちゃめちゃ元気なんですよ~。あと、人見知りしないんで、会って3分ぐらいですぐ馴染む(笑)。私のこと知らんやろうなと思ってたんですけど、『あらびき団』とか見てくれてたみたいで、知っててくれたのはビックリしたしうれしかったです。今の子は相当遅くまで起きてるんやな~とも思ったんですけどね(笑)」

――みんなシルクさんに興味津々だったのでは?

「あのねぇ、子どもたちがすごい聞いてくるんですよ。『何歳?』って(笑)。『絶対言わへん!』って抵抗しても、『うちのお母さんより上か下かだけ教えて!』って食い下がってきて。だから『この人、いくつかわからんな』みたいな感じはずっとあったんじゃないですかね(笑)。

――でも、年齢は最後まで明かさなかった?

「はい。誰にも言いませんからっ!」

――齢を聞かれるほど距離も縮まったということですね(笑)。

「そういうことですかねぇ(笑)。タグラグビーは子どもたちのチームに入って私もやったんですけど、みんなで一緒に作戦を考えたりするんで、そこですごく仲よくなるんですよね。帰るときには「行かんといて」みたいな感じで子どもが追いかけて来てくれてウルウルきて。のびのび育ったんだろうなっていう明るい子たちでしたね。その明るさが映像にも表れてると思います」

――『第2回沖縄国際映画祭』では、世界のナベアツさんやナインティナインの岡村さん、ジャルジャルさんなどよしもと芸人さんが監督や主演をされてる作品が上映されますけど、もしシルクさんが主演するとしたらどんな映画に出たいですか?

「あ、考えたこともなかったですけど…。もし出られるなら『Sex and the City』みたいな映画。あれ大好きなんで。独身の女たちがワチャワチャするっていう…。でもそれだったら"Laugh & Peace"やなくて"Love & Peace"になっちゃうんで、今回一緒に映像作った子どもたちに見てもらうにはまだ早いかな(笑)」……続きを読む