2010年1月5日放送スタートの昼の連続ドラマ『インディゴの夜』(東海テレビ・フジテレビ系)の制作発表が15日、都内のスタジオで行われ、主演の森口瑤子、六角精児、加藤和樹、升毅ほか、ホスト役の若手俳優ら総勢15名が出席した。

制作発表に出席したキャストたち

服部宣之プロデューサーが「昼ドラに革命を起こしたい!」と、昼ドラ45周年の勝負作と意気込む本作は、これまで"ドロドロ"の愛憎劇を繰り広げてきたイメージから一新。一風変わったホストクラブ「インディゴ」を舞台に、身の回りで次々に起こる事件を森口演じる店長とホストたちが仲間のために解決し、絆を結んでいく姿を描く。15年前に『風のロンド』で昼ドラ出演経験のある森口は、「(当時は)ドラマの中で人生のいろんな経験をやりつくしたので、昼帯はもういいかなと思っていましたが、今回、昼のドラマに革命を起こすというお話をいただき、よし乗った! と出演を決めました。この作品を通して、わたし自身も女優として革命を起こせたら」と期待を膨らませる。また、大手出版社の編集長を突然クビになり、婚約者も財産も失ってホストクラブの雇われ店長になるという、これまでとはギャップのある役どころに、「実は今まで演じた中で一番、自分に近い役。一生懸命やるときはやるんですが、自分の都合ですっかり忘れて、どうでもよくなるところが似ています(笑)」と意外な一面も披露した。

若手俳優との共演を楽しむ森口は「ドロドロじゃないと聞いていたのに、動物園みたいな賑やかな現場で大変(笑)。素晴らしいキャストの方たちに囲まれて、毎日幸せに過ごしています」

役柄同様、クールな表情の加藤和樹だが、「カメラが回ってないところでは、みんなと和気あいあいとしたいですね(笑)」と本音をのぞかせていた

今月13日に27歳になったばかりの田中幸太朗は、「第二の青春をインディゴで過ごしたい」と意気込み、共演者たちの中でも元気で明るいキャラをアピール

役作りのために、髪を30cm切ったと明かした森カンナは、「何の後悔もしていません。魂を込めて、気合いを入れて頑張っています!」と、美少年ホスト役を演じる

一方、本作が革新的だと言えるのは、人気ドラマの脚本家、演出家が揃うスタッフもさることながら、加藤和樹や田中幸太朗など豪華な若手キャスト陣の顔ぶれだ。クラブ・インディゴの冷静沈着なマネージャーを演じる加藤は「店長を支えて、メンバーあたたかく見守る役どころにすごく共感しています。長い撮影期間の中で、みんなで力を合わせて乗り切っていきたい。観ている人に、癒しと元気と勇気を与えられたらイイですね」と、現場でも個性あふれる共演者たちのまとめ役をアピール。また、撮影の合間などに、ホスト役のキャストたちと集まって飲みに行くこともあるという田中は、「撮影スケジュールはタイトですが、精神的にはすごく楽しい!新米ホストで勘違いしている役どころですが、(撮影が進む中で)だんだん学んでいってます。スーパールーキーですね(笑)」と明るい笑顔を見せていた。

本作のエンディングテーマを歌う新ユニット「INDIGO 4」を結成したホスト役の真山明大、高木心平、高木万平、天野浩成(写真左から)。舞台版でも活躍する4人は必見

ドラマ『インディゴの夜』は、2010年1月5日より(毎週月曜~金曜13:30~14:00)に、東海テレビ・フジテレビ系にて放送。ドラマと連動した舞台『インディゴの夜』も、2010年4月30日の東京公演を皮切りに、札幌から沖縄まで全国展開される。