いつでもどこでも寄り添い合う夫婦でいたい―。そう願う女性はいまや少数派のようだ。結婚情報サービス「O-net(オーネット)」を運営するオーネットがこのほど発表した「2009年20代・30代未婚女性の恋愛・結婚意識調査」によると、8割の女性が結婚しても自分の部屋がほしいと回答。結婚後もある程度のプライベートを確保したいと考えていることがわかった。

同調査は9月3、4日の両日、20歳から39歳までの結婚経験の女性900人を対象に行った。結婚生活に関する考え方を聞いたところ、「結婚しても自分の部屋がほしい」と答えた女性は全体の79.4%に上り、結婚しても自分だけの空間や時間が必要と考える傾向が強いことがわかった。「休日は夫婦一緒に過ごしたい、とは思わない」と答えた女性も30.6%おり、男性の22.8%を上回っている。

また「家庭のために自分の個性等を犠牲にしたくない」と答えた女性は47.8%とほぼ2人に1人。これも男性の38.7%を上回る数字で、「自分らしさ」への女性のこだわりの強さがうかがえる。今どきの女性に「あなた色に染まってみたい」なんて言葉は期待しない方がよさそう!?