お笑いコンビ・メッセンジャーのあいはらが7日、大阪・舞洲で開幕した大型ロックフェスティバル『サマーソニック09大阪』にアーティスト"Parachan"として出演。世界の歌姫・ビヨンセや再結成で話題のユニコーンも出演したステージで熱唱し、およそ1万人の観客を沸かせた。

大型ロックフェス"サマソニ"に出演したメッセンジャーあいはら

大阪・岸和田市出身で、地元の一大イベント・岸和田だんじり祭りには毎年仕事を休んで参加するほど愛着のあるあいはらは、6月末、朝日放送のバラエティー番組『ごきげん! ブランニュ』(毎週火曜 23:17～)内の企画で、だんじり祭りをテーマにした"Parachan"名義のレゲエソング『この場所で…/汗臭いおれたちの街』でCDデビューを果たしたばかり。そのデビュー曲『この場所で…』を引っさげ、ユニコーンのライブの直後にステージに登場したあいはら。トミーズ雅、赤井英和ら『ごきげん! ブランニュ』の共演者も見守る中、太鼓などの鳴り物やバックダンサーとともにだんじり祭りの熱気をステージに持ち込み、「フッフフー!」というお得意のギャグも交えながら熱唱を聴かせていた。

デビュー曲を熱唱中。アーティストらしいポーズも様に!?

出演を終えたあいはらは「歌詞を間違えたらアカンということばかりを考えていたので、ハジけてないように映ったかな?」とちょっぴり不安をのぞかせながらも「とりあえず終わってホッとしてます」と感想を。漫才では数万人規模のライブも経験しているそうだが、歌手として今回のような大きな舞台に出るのは初体験。「漫才は"笑い"がなれければ盛り上がってないとわかるけど、歌はどんな反応が正解なのかがわからなかった。でもユニコーンさんのステージを見て『これが正解なんやな』とわかりました(笑)」と初々しいコメントで笑わせていた。

現在、クラブから出演オファーも舞い込んいるそうで「お邪魔にならなければ…」と控えめながらアーティスト活動に意欲を見せるあいはらだが"本番"は「9月のだんじり祭り」と断言。「この曲が祭りまでに浸透して、みんなに歌ってもらえたら」と"だんじり男"らしい抱負を語っていた。

なお、この模様は9月8日の『ごきげん! ブランニュ』で放送される。