お盆休みを利用して、相手の両親へ結婚の挨拶をしようと考えている人も多いだろう。 その前に、実際に結婚の挨拶を受けたことのある親御さんの本音を調査した、結婚式準備および結婚式場情報提供サイト「ぐるなびウエディング」を運営するジョイジョイによる「結婚の挨拶に関する意識調査」結果を参考にしてみては?

同調査は7月28日~7月29日、20歳~69歳の男女1,536人から回答を得た。結婚の挨拶に来た相手と会った後で結婚に反対したかを親御さんに聞いたところ、76.1%は「反対しなかった」と答えたものの、「反対した」は4.9%、「不満はあったが反対はしなかった」は19.0%と、2割以上は結婚相手に何らかの不満を抱いている実態が分かった。一方、当事者の息子や娘は、「反対された」は1.4%、「はっきりとではないが、反対された」は4.6%にとどまり、多くは自分たちの親が快く結婚を受け入れてくれたと感じている。親御さんが口に出さない不安を意識できていない当事者たちがいるようだ。

親御さんが注目している結婚相手のポイントは、1位「結婚したい意志があるかどうか」(65.6%)、2位「家族関係が良好そう」(51.5%)、3位「言葉使いが丁寧」(49.7%)、4位「身だしなみや服装に気を使っている」(46.6%)、5位「仕事ができそう」(25.2%)という順となった。

また、親御さんが息子や娘が連れてきた相手に対して口に出せなかった不満は、自由回答で「永く連れ添う覚悟があるのか聞けなかった」(男性50代)、「家族構成が聞きずらかった」(女性50代)、「言葉使いがきちんと出来ていなくて丁寧語や謙譲語の使い方が悪いのに言えなかった」(女性50代)、「自分の娘の名前を呼び捨てにした」(男性50代)とのことなので、反面教師にしてみてはいかがだろう。ちなみに「国際経済問題について私見を求められ回答に窮した」(男性50代)なんてことも!? 「お土産を忘れた」(男性30代)、「比較的にラフな服装で行ってしまった」(男性50代)、「飲みすぎて吐いてしまった」(男性50代)、「彼女の腰に手を回していて、母親に嫌われた」(男性30代)などという失敗は、最低限しないようにしたいところだ。