メニュー検索

辞書に用意されているトップメニューのページから、見たいカテゴリ・項目を選んで進んでいく検索方法。「検索」といってもWebブラウザや携帯電話でリンクをクリックして辿っていくおなじみの方法だ(図33)。ネットサーフィンのようにさまようのも、意外な発見があって面白い。楽しみながら知識や雑学を増やすにはこの方法がよいだろう。

図33 メニュー検索

「広辞苑第六版」にだけは「メニュー検索」と「カラーメニュー検索」が備わる。マルチメディアデータ等を種類(図写真・動画・音声・表・文学作品・歴史資料・アルファベット略語一覧・凡例・付属資料)によって分類してあり、それらのデータに素早くアクセスできるようになっている(図34 図35)。

図34 マルチメディアデータを総覧できる

図35 音楽のデータでは実際の音楽も聴けてしまう。図はベルリオーズ、幻想交響曲

このように非常に多彩な検索と豊富なデータ。そして高速な検索スピードで調べ物から雑学の蓄積といろいろ使い勝手のあるソフトである。まだ電子辞書を使ったことの無い人であればなおさらデジタル辞書のすばらしさを体感できると思う。