次に各検索方法を見ていく。検索方法を選ぶと、それに合わせて検索条件を細かく指定するボタンや入力枠の表示が切り替わる。

見出し語検索

検索語を辞書の「見出し語」から探し出す、最も一般的でどの辞書でも使える方法。検索語と見出し語がぴったり一致する「完全一致」はもちろん、見出し語の先頭と一致する「前方一致」、見出し語の末尾と一致する「後方一致」、見出し語の一部と一致する「部分一致」を選ぶこともできる。

図23 見出し語検索

図24 検索キーワードをもとに辞書の見出し語を瞬時に表示

全文検索

辞書中の見出しと本文の中を探して、目的の語句を見つけ出す検索方法(部分一致)。「ウルトラ統合辞書2009」はONESWING規格なのでどの辞書でも使え、膨大な収録語の解説文の中でも非常に高速に検索できるのがセールスポイント。検索条件を細かく指定するためのボタン類はない。例えば、何語かわからないが綴りは「blaco」とわかっている外国語の意味を調べたいときは、英語系辞書と第2外国語系辞書を対象(複数書籍検索=一括検索=串刺し検索)にして「全文検索」をすればよい。

図25 高速の威力を発揮する全文検索