7月18日公開のアニメ映画『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克の時空へ』の完成披露試写会が5日、東京・中野で行われ、声優として出演した中川翔子、北乃きいらが舞台挨拶を行った。

『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克の時空へ』の完成披露試写会に出席した北乃きい(左)と中川翔子

『劇場版ポケットモンスター』シリーズ12作目となる本作は、神々の戦い3部作の完結編。幻のポケモンをめぐり、サトシとピカチュウらがポケモン史上初のタイムスリップアドベンチャーを繰り広げていく。シリーズでおなじみの松本梨香と山寺宏一をはじめ、今回は美輪明宏に高嶋政宏、中川翔子に北乃きい、ロバートの秋山竜次、馬場裕之、山本博ら豪華キャスト陣が出演している。

同作でアニメ映画の声優に初挑戦した北乃は、「命の宝玉」を代々守り続けるダモス(高嶋政宏)の子孫、シーナを演じた。舞台挨拶では「子どものころから見ていた作品に出られて、とてもうれしい」と笑顔を見せ、「皆さんの声が入った後にやらせて頂いたので、とてもやりやすかった。特に最後のシーンは本当に張り切ってお芝居ができたと思います」と満足気に話していた。

「収録は3分で終りました。シーンはドアを開けて『入れ』の一言(笑)。(高嶋)政宏ちゃんなんかがフレンドリーに話しかけてくれましたよ」と言う秋山(右)に山本(中央)が、「お前がフレンドリーとか言ってんじゃねえよ!」とツッコミを入れて笑いを誘ったロバート

『劇場版ポケットモンスター』は3度目の出演となる中川翔子は、物語の鍵を握るギザみみぴチュー役。「ギザみみピチューを初めて見た瞬間、心が電撃に打たれたれ、何てギザカワユスなんだろうって思いました。ピンクで左の耳がギザ耳なんですけど、私も左利きなので運命を感じています。体も小さくてニコニコしているギザみみピチューが勇敢になる場面もありますので、是非ご覧になって癒されて下さい」と語った中川は、本作で主題歌『心のアンテナ』も歌っている。

「"超克"という言葉が心に刺さった作品。そんな作品にギザみみピチュー、そして主題歌まで歌うことが出来て、生きてて良かったな~って思いました」と中川

『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克の時空へ』は7月18日より全国ロードショー