エムエスアイコンピュータージャパンは8日、ストリームプロセッサ216基/55nmプロセス版で、さらにオーバークロック仕様のGeForce GTX 260を搭載するグラフィックスカード「N260GTX-T2D896 V2」を発表した。発売は5月19日。価格はオープンだが、店頭予想価格は24,000円前後。

「N260GTX-T2D896 V2」

冷却ユニットにはリファレンス製品と比べ小型化した新型のブロアーファンを採用。この小型化によりマザーボードのコンデンサなどとの干渉が抑えられ、対応の幅がひろがっている。ほか、基板はMSIオリジナルとなっており、搭載コンデンサはすべて耐久性などに優れる固体タイプだ。

冷却ユニットが小型化。OC仕様で処理性能も高い

コアクロックは655MHz(リファレンス仕様では576MHz)、メモリクロックは2,100MHz(同1,998MHz)。メモリ容量は896MBで、メモリタイプはGDDR3。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2(デュアルリンク対応、HDMI変換アダプタ/D-Sub変換アダプタ同梱)、TV出力×1(コンポーネント/S出力対応変換ケーブル同梱)。