RE雨宮のブースはすばらしく派手だ。ブースの位置は西ホールの西端。つまり、幕張メッセの駐車場側から入ると最初に目につく位置ということもあって、そのインパクトはすごい。メインは淡いブルーに塗られた「幻気 (Genki)」というコンセプトモデル。徹底的に空力性能を詰めており、リヤホイール部まで完全に被われている。ベース車両はRX-7だが、ルーフ部分を見ないとなかなかイメージできないほどモデファイされている。もちろんRE雨宮だから、エンジンからサスペンションまで手が入っている。今回のオートサロンの目玉ともいえるモデルだ。
HKS関西サービスは極めて実直な展示。メインにランサーエボリューション、インプレッサ、GT-Rのカスタムカーを置き、その背後に各パーツを展示している。今年の新作パーツを尋ねたら、ロールセンターアダプター&ロングタイロッドエンドという非常にマニアックなパーツを挙げられた。「ウチはお客さんの好みに合わせてセットしていくわけですから、よそさんのパーツで使えるものがあればそれを使わせていただいて、ないものを提供するだけです」とのこと。なんとも実直なチューニングショップらしい言葉だった。
マフラーをはじめ、エンジンチューニングなどで有名なカキモトレーシングサービス(柿本 改)。レガシィもあるが、アウディA4アバンテが目を引いた。これはカキモトの輸入車向けブランド「einsatz (アインザッツ)」の展示で、それほど過激なチューンは行なわれていない。"レーシー過ぎない、程よいスポーティさとエレガントさ"がコンセプト。