米Microsoftは12月2日 (現地時間)、Windows VistaおよびWindows Server 2008のService Pack (SP) 2ベータプログラムの拡大を明らかにした。

同社は10月末にベータプログラムを開始し、これまでTechnology Adoption Programの一部顧客に対してSP2ベータを提供してきた。この対象を2日 (米国時間)からMSDNとTechNetの会員に拡大。また今月4日 (同)より、技術者/ 開発者/ IT専門家向けのCustomer Preview Program (CPP)の登録者にも提供する。

CPPへの拡大により登録プロセスを経れば誰でもSP2を試せるが、まだ技術検証の段階であり、「多くの顧客に対しては、正式版のリリースまで待つのをお勧めする」としている。Microsoftはこれまで"品質重視"の姿勢からWindows Vista SP2の正式版のリリース時期を「ベータプログラムの進捗次第」としていたが、今回Windowsプロダクトマネージメント担当コーポレートバイスプレジデントのMike Nash氏が2009年前半にリリースできる見通しを示している。