「タリーズコーヒー」の新コンセプト店は、スイーツ充実の女性向け店舗

タリーズコーヒージャパンは14日、神奈川県川崎市に「タリーズコーヒー 川崎BE東口店」をオープンした 。

JR川崎駅直結の駅ビル「川崎BE」が女性をターゲットにしたファッションビルとしてリニューアルオープンしたことを受け、同店も20～30代の女性をメインターゲットとしている。「Casual & Cozy for Woman (カジュアル&コージー フォー ウーマン)」というこれまでの「タリーズコーヒー」にはなかった新たなコンセプトで、「心地よいカフェ空間とハンドメイド感溢れるフードとスイーツを提供する店づくりを実現します」(同社広報)。店内は既存店とは異なり、白を基調にしつつピンクの壁紙を施して女性らしさを演出しているとのことだ。

女性がターゲットということで、特にスイーツメニューに注力。「パンナコッタとコーヒージュレ」や「ティラミス」(共に500円)などで、メニュー数は「タリーズコーヒー」店舗の中でも最多となる4種。さらに、同社にとって初というリキュールを用いたエスプレッソドリンク「ベイリーズラテ(ヘーゼルナッツもしくはシナモン)」(ヘーゼルナッツ580円、シナモン550円)も商品化した(ただし、販売は17時以降)。ほかにはフードメニューとして、「パニーニ」(480円～)を3種用意し、食事利用も促している。

同社では、「OLやキャリア女性を意識したファッションビルへの出店にあたり、新たな店舗スタイルを採用しました。同店でのお客様の反応を見て、今後、新たな展開も考えていきたい」としている。