大塚商会の後藤和彦執行役員

大塚商会の後藤和彦執行役員は、「昨年のMacZooでは、アップルが得意とするクリエイター向けの提案が中心であったり、アップル製品および周辺機器そのものの展示が中心となっていた。だが、今年の展示では、製品が出揃ってきたこと、ビジネス用途での製品が増加してきたことで、よりソリューションを見せることができる内容となっている。大塚商会が得意とするビジネス分野において、アップルによる提案が行える環境が整いつつある」とする。

また、大塚商会マーケティング本部テクニカルプロモーション部アップルプロモーション課・小林徹課長も、「Leopardが出荷されてから半年以上を経過し、ドライバが整備されるなど安心して利用できる環境が整ってきたこと、iPhoneの登場によって、これまでとは違うビジネスソリューションの提案が行えるようになったことも、今年のポイント。さらに、アドビのAdobe Creative Suite 3に加えて、発売されたばかりのQuarkXpress 8日本語版を体験していただく場にもなる。加えて、夏休み期間中であることから文教分野のユーザーも来場にも期待している」とする。

大塚商会の小林徹課長

セキュリティ関連製品も出揃うことでビジネスシーンでの利用も促進

ゲートセキュリティソリューションや暗号化ソリューションなども関心を集めた

話題のiPhoneも展示。ビジネスシーンでの利活用が今後の注目ポイントだ

昨年は5月の連休明けの開催だったが、今年は8月の開催としたことで、文教分野の顧客の来場が期待できるほか、iPhoneやQuarkXpress 8といった注目の新製品の展示も可能になったという。

史上最大のアップグレードとするQuarkXpress 8も展示。発売直後ということもあり、QuarkXPress 3.3や4.1ユーザーを中心に注目が集まる

QuarkXpress 8と並ぶ形で、Adobe Creative Suite 3.3もデモストレーション

また、セミナーの内容は、1日目は、話題の製品や注目のソリューションなどを中心に構成したほか、文教分野の顧客が興味を持つコースを用意。2日目には、クリエイターやエンタープライズユーザーが複数のセミナーを受講できるように構成している。

大塚商会では、ここ数年、Mac関連事業の拡大に力を入れている。

「これまでは、デザイン部門などの特定部門がMac OS Xを導入していたに過ぎず、基幹システムとも隔離された形で置かれている例が多かった。だが、Mac OS XとWindowsとの混在環境での利用が促進されるようになり、双方のノウハウを持つソリューションプロバイダーが求められている。昨年来、徐々にMac OS X関連ビジネスが成果をあげるようになってきた。Mac OS Xを企業ソリューションに利用するという観点では、まだまだ緒についたばかりといえるが、MacZooにおいて、こうしたソリューション事例を展示することで、来年、再来年にも期待される本格導入期に弾みをつけ、中小企業のみならず、中堅企業などにも展開していきたい」(後藤執行役員)としている。

同社では、クリエイティブ分野に留まらず、一般企業や文教分野への導入促進に取り組んでいる。文教分野では、東北福祉大学に、学生のIT活用支援ツールとして、MacBookとiPod nanoをそれぞれ1400台導入。新入生全員がこれを利用するといった一括導入の実績もあがっている。

MacZoo '08 in AKiBA開催時間は、26日が午後8時30分まで、27日は午前10時から午後6時30分まで。

展示会場、セミナーへの参加費は無料。現時点では、約半分のセミナーが満席で、残りのセミナーには余裕があるという。満席以外のセミナーは、当日会場受付で登録することで参加できる。

さらに、10月15、16日には、大阪でも2回目となる「MacZoo '08 in KANSAI」を開催する予定だ。

なお、イベント名の「MacZoo '08」(マックズー オーエイト)は、Mac OS Xの開発コードネームに、TigerやLeopardなどの動物の名称が使われていることに由来し、動物園の意味を持たせたとしている。