JTBのグループ会社・JTBグローバルマーケティング&トラベルは14日、8月2~3日に行われる「世界コスプレサミット2008(WCS2008)」の観覧と、日本のアニメやマンガをテーマとしたスポットを巡る外国人向けツアーパッケージ2種類の発売を発表した。

今回発売されたツアーパッケージは、JTBの訪日外国人向け国内パッケージツアー「サンライズツアー」の新ラインナップ。コースは2種類で、名古屋・大須で開かれる、世界13カ国で各国予選を勝ち抜いた"コスプレイヤー(コスチュームプレイヤー)"が参加するイベント「世界コスプレサミット」の観覧をメインとした東京・名古屋発着の3日間のツアー「世界コスプレサミットツアー」(名古屋発・3万5,000円~)と、ジブリ美術館や東京・中野ブロードウェイ、秋葉原など、日本のアニメ・マンガ文化を伝えるスポットの観光を加えた6・7日間のツアー「世界コスプレサミット&COOL JAPANツアー」(名古屋発・8万8,000円~)を用意する。申し込みは電話にて受け付ける。

世界コスプレサミットは、2003年に開始。第5回目の開催となった2007年は、予選を勝ち抜いた世界12カ国のコスプレイヤーを含め、国内外の約200名のコスプレイヤーがパレードに参加したほか、世界コスプレチャンピオンシップのファイナルステージでは、1万人の観客を動員した。同社はこれを踏まえ、同イベントのニーズがあることからツアー発売へ至ったとしている。

(左)「世界コスプレサミット2008」のチラシ
(上)「世界コスプレサミット2007」の様子