女優の上戸彩が9日、都内で行われた京成電鉄の新型スカイライナー・デザイン発表会にサプライズ・ゲストとして出席した。

写真左から、京成電鉄の大塚弘会長、上戸彩、山本寛斎氏、花田力社長

スカイライナーは、東京と成田空港を結ぶ空港アクセス特急として知られており、初代が登場して30年という節目の年に、3代目となる新型のデザインが発表されることになった。車両をデザインしたのは、デザイナーの山本寛斎氏。鉄道のデザインを手がけるのは初となる。新車両の詳細はこちら

プライベートでも親交があるという上戸と山本氏

発表会では、実物とほぼ同じ大きさとなる車両の先頭部分がステージに登場。その精悍なスタイルを眺めながら上戸は「風をイメージしたスカイライナーの走っている姿を早く見たい! 走るともっともっとシャープに見えるんでしょうね。開通が待ち遠しい」と感想を語った。

ミニスカートで登場した上戸。今後は、"鉄ドル"を目指す?

山本と開発陣とで、何度も意見を交わしながら、この発表にこぎつけたという新型スカイライナーは、遮音性を高め、落ち着き感がさらに増したという。上戸も「電車の移動時間にお手紙を書いたりするんですけど、乗り心地ってすごく大切で、少し揺れるだけで手紙が書けなかったりすると、また最初から書き直さなければならないですから」と新型車両に期待を寄せた。

また、同社鉄道本部長の三枝氏は「山本さんと親しい仲であり、ハツラツとしたキャラクターが新型スカイライナーにふさわしいと思っています」と語ったが、「今のところCMなどへの起用は未定です」とコメント。すると、すかさず山本氏が「先ほど三枝さんは、上戸彩ちゃんについていささか慎重気味でしたが、舞台裏で彩ちゃんをご紹介したときは、花田社長、大塚会長をはじめ、皆さんが壇上にいるときと比べて、ニコニコしていまして、これは結構うまく進むんじゃないかなと勝手に想像しています(笑)」と大胆予想する一幕もあった。

新型スカイライナーは、平成22年度開通予定の成田新高速鉄道の線路上を、在来線最速の160km/hというスピードで走り、日暮里駅~空港第2ビル駅間を36分で結ぶという