米カリフォルニア州サンフランシスコで15日(現地時間)に行われたMacworld Conference & Expo 2008での米Apple CEO Steve Jobs氏によるキーノートスピーチ。今回はiPhoneとiPod touchに加えられた新機能の数々をプレゼンテーション画像で簡単に追っかけていこう。

以前の予告通り、2月末にiPhone用のSDKが提供される。これにより従来までのWebアプリケーションだけでなく、iPhone用のネイティブアプリケーション開発も可能になる

今回のiPhoneソフトウェアアップデートで追加された新機能群。実際のデモを交えて紹介していこう

おなじみのGoogle Mapsアプリケーション。ピンを差し込む新メニューが追加されている

今回新たに追加されたロケーション機能。現在位置が自動的にポイントされる

ロケーション機能で示された現在位置を起点に、目的地を入力すると……

ルート検索機能で道順や所要時間を教えてくれる

「near by」で現在地点の近くにある「Apple Store」等の店舗やランドマークを検索

従来までは特定の住所を知らなければ目的地を指し示せなかったが、新バージョンではピンを直接地図上に落として指し示すことができる。落としたピンはドラッグ&ドロップで移動可能

SMS機能の強化で、複数人同時にメッセージを送信できる。これにより、一種のSMSを使った簡易ミーティングが実現可能

Mobile Safariの新メニュー「Add to Home Screen」。ホームメニューにGoogleのアイコンが出現したことがわかる。一種のブックマークとして機能し、アイコンをクリックするとSafariを起動してGoogleのページへとジャンプする

アイコンが増えすぎたら、ブックマークだけの専用ページを用意して画面切り替えで簡単選択

ブックマークしたアイコンの消去や、既存のアプリケーションを含むすべてのアイコンの順番をパズルゲームのように並べ替えられる

今回Google Mapsに追加されたロケーション機能は、GoogleとSkyhook Wirelessのサービスを組み合わせたもの

Googleのサービスでは、携帯電話(GSM)のアンテナを使っておおまかな位置情報を割り出す(誤差1km程度)

都市部ではよりセルの細かいSkyhookのデータベースサービスを使い、市内にあるホットスポットのアンテナで位置を割り出す

iPhoneのムービー再生での新機能。チャプター選択のほか、音声/キャプションを簡単に設定できる

iPhone用のアップデータは同日より提供開始

iPod touchにもiPhoneでおなじみの「Mail」「Google Maps」「Stocks」「Weather」「Notes」のアプリケーションが追加された。既存ユーザーのアップデートには20ドルの費用がかかる