十分に高速、かつ広く快適な液晶を持つMacBook Proだが、いくつか残念な点がある。もっとも残念な点は、大きなACアダプタだ。

PowerBook G4時代のACアダプタも決して小さくはなかったが、まだ持ち運びする気になるサイズであった。また、サードパーティからさまざまなACアダプタが販売されていたため、純正品が気に入らなければそうしたものを選ぶという自由があった。

MacBook ProのACアダプタは非常に大きい(*3)。何せAirMac Expressよりも大きいのだ。MacBookではPowerBookと同サイズのもので済んでいるだけに、この大きなアダプタにはがっかりさせられるものがある。

AirMac Express(高さ94.01×幅75×奥行28.5mm)との比較。中央がAirMac Expressで、左がPowerBookのACアダプタ。右がMacBook Proシリーズのもの

コネクタがMagSafeであるという点も難しい問題を作り出している。MagSafeは、電気ポットのACケーブルのように磁石でくっつけるタイプのコネクタだ。ケーブルを引っかけても本体が引っ張られて机から落下するといったトラブルを避けられるという面で非常に素晴らしい仕組みだ。しかし、このMagSafeコネクタにAppleの特許があることから、サードパーティがACアダプタを作れないという話がまことしやかに流れている。もし本当だとすれば何らかの手段で救済処置を、サードパーティに優しいライセンスプランの提供が望まれる。

*3 MacBook ProのACアダプタは非常に大きい
記事執筆後、Apple Storeにおいて、小型化したApple MagSafe電源アダプタ(85W)が公開された。アップルジャパンに確認したところ、これは新製品ではなく仕様変更とのことである。