吉本興業とロッキング・オンによる史上最大のお笑いフェスティバル「LIVE STAND 07」の制作発表記者会見が3月31日、東京都港区のTBS本社で開かれた。すでに、お笑い芸人184組が参加を表明しており、今後も増える予定(第1弾の出演者はこちら)。3日間の開催期間中に約6万人の動員を見込んでいる。会見では、大木こだまや間寛平、2006年M-1グランプリ優勝のチュートリアルなど43人が登場し、同フェスティバルへの意気込みなどを語った。

史上最大のお笑いフェスティバル「LIVE STAND 07」の記者会見で、意気込みを熱く語った43人の参加者たち

「LIVE STAND 07」は4月28日から30日までの3日間、千葉県の幕張メッセで開催される。メインステージでは、各組が10~15分のネタを披露。2つのサブステージでは、大喜利やお笑い歌合戦などを行うという。観客席はすべてオールスタンディングで、同社は「(オールスタンディングで)2万人規模のお笑いイベント開催は初めての試み」と話した。飲食エリアでは、肉うどんのうどん抜き「肉吸い」で有名な大阪市難波の「千とせ」が出展する予定。

若手芸人のほかに笑福亭仁鶴や桂三枝といったベテラン芸人の参加も決定している。大木こだまは「LIVE STAND 07が開かれるまでチッチキチーは封印。大阪のオヤジを代表して頑張りますので、団塊の世代の方も楽しんでもらいたい」と力強くコメント。間寛平は「笑わせるかどうかは分かりませんが」とボケながらも「自分の持っている力をフルで出したい」と話した。

大木こだまは、フェスティバル開催までチッチキチー封印宣言

間寛平は「笑わせるかどうかは分かりませんが」と3度も連発

また、若手お笑い芸人も意気込みは充分。2006年M-1グランプリ王者・チュートリアルの徳井義実は「お客さんを笑い倒して、休憩所に運ばせたい」と意気込み、2007年R-1グランプリ王者のなだぎ武は「チュートリアルのようにブームが来ると思っていたが、受賞後5日間はお休みでした。今回の出場でブレイクしたい」と熱く語った。

2006年M-1グランプリ王者となり、人気を不動のものとしたチュートリアルの徳井義実(写真左)と福田充徳(写真右)

2007年R-1グランプリ王者のなだぎ武。LIVE STAND 07でのブレイクを目指す?

会見では、今回参加するお笑い芸人のうち60人が参加したテーマソング「LAUGH! LAUGH! LAUGH!」も公開された。楽曲は槇原敬之氏が手がけており、CD化は未定。

チケットは4月7日から、一般発売を開始。1日券は8,000円、2日券は15,000円、3日間通し券は21,000円となっている。また、同フェスティバル開催にあわせ、新宿・横浜・大宮・静岡・浜松・名古屋・大阪・岡山・広島・札幌・福岡からの会場直行のオフィシャルツアーおよび宿泊プラン(JTB主催)も提供する。ツアー参加者には、メインステージ出演者との記念撮影(28日・オリエンタルラジオ、29・タカアンドトシ、30日・麒麟)を実施する予定だ。

山田花子(写真左)と山崎邦正(写真右)。新作のネタで本番に臨むというが……?